国産で安全な牛肉を買おうと思って金額をみてやめた、という経験は主婦ならよくあると思います。
牛肉って高いピヨ
でも牛肉の栄養素をみてみると、体にとって良い成分がたっぷり。
そしてなんと言っても美味しくて幸せな気持ちになります。
実はこの幸せになるというのにも栄養素に理由があるんですよ。
栄養素をみると今より少し食べる頻度をあげてみようとなるはず!
・牛肉が高くて買うのをためらってしまう人
・肉を食べすぎている人は少し注意!
・選ぶべき牛肉とは?
安全なものを適量食べて体を強くしていきましょう!
牛肉で免疫力アップ
よく長寿者の方にインタビューすると、お肉が大好きという人が多いですよね。103歳まで生きた私の祖母もお肉が好きでよく食べていたので、お肉と長寿は関係はあるのかもしれません。
というのも、牛肉には免疫力を高めてくれる栄養素が豊富に含まれているんです。
どのような栄養素が入っているのか早速みていきましょう!
タンパク質
タンパク質は臓器、筋肉、皮膚、毛髪などの主成分であり、生命を維持するのに欠かせない大切な栄養素です。
食肉の動物性タンパク質は、豆類・魚介類・卵・乳製品などのタンパク質よりもNK細胞の働きが活発になり、免疫力を高めてくれることがわかっています。
亜鉛
細胞の新陳代謝に深く関わっており、免疫細胞の活性化にも亜鉛はとても重要です。
亜鉛は成長期には特に大切で、身体を大きくして健康なからだを保つためにしっかり摂取しましょう。
亜鉛は牡蠣やホタテなどの魚介類や豚レバー、そして牛肉の赤身に多く含まれています。
鉄分
鉄分は血液中の酸素を運搬する役割があり、不足すると貧血になり疲れやすくなったり息が切れたりと、活発に動けなくなります。
鉄分には食肉類に多いヘム鉄と野菜などに多い非ヘム鉄があります。
ヘム鉄の方が体内に吸収されやすいので、鉄分不足にはほうれん草ではなく、牛肉などのお肉を食べる方がおすすめです。
鉄分は汗と一緒に体外に排出されてしまいます。
真夏日やスポーツなどで大量に汗をかいた日は意識して鉄分を摂りましょう。
トリプトファン
「幸せホルモン」と呼ばれる脳内ホルモンのセロトニンという物質があります。
セロトニンが不足するとイライラしたり、疲労感などの症状が出てくる場合があり、気分や感情をコントロールするのにとても重要です。
牛肉にはその原料となる必須アミノ酸のトリプトファンが豊富に含まれています。
アラキドン酸
牛肉の脂肪にはアラキドン酸という必須脂肪酸が含まれています。
このアラキドン酸は脳の神経細胞にとって非常に重要であり、学習能力や記憶力、精神疾患などに影響するとされています。
最近では認知症予防としても注目されています。
オレイン酸
オレイン酸には高血圧や動脈硬化を予防するHDLコレステロール(善玉)の量は減らさずにLDLコレステロール(悪玉)を減らす働きがあります。
牛肉以外ではオリーブオイルやアーモンドに含まれています。
カルニチン
カルニチンは余分な脂肪の分解を助けてくれるので、ダイエット効果が期待できます。
鶏肉・豚肉にも含まれていますが、牛肉に特に多く含まれています。
(牛肉より羊肉の方がカルニチンの含有量は多い)
年齢とともに減少してしまうので、積極的に摂りたい栄養素です
牛肉のデメリット
牛肉の良い成分についてを書いてきましたが、
ここからは食べすぎた場合のデメリットも少しみておきましょう。
野菜が少ない肉中心の食生活になると、腸内におくられたタンパク質は悪玉菌のえさとなり、腸内環境が乱れてしまいます。
そのほかにも、内臓疲労・カロリーオーバーなどの心配も。
そして、赤身肉を多く食べると癌の発症率が上がるともわかっているようです。
牛肉だけに限らず、どんなに体に良いとされる食品でも、
摂りすぎると体に悪いものになってしまいます。
肉は1日100g前後までが良いとされています。
唐揚げだと大体3〜4個、フライドチキンなら1個くらいの量です。
お肉が好きな人には少し少なく感じますよね。
でもここで少ないと感じた人は摂りすぎている可能性が高いです!!(私も)
少し意識して調整してみると体調がよくなったりするかもしれません。
安全な牛肉って?
牛肉と一言で言っても産地や飼育環境は様々なので、質も良い悪いがあります。
安全なものは割高になってしまうので、いつもとはいきませんが
できるだけ下記のようなお肉を選ぶのが良いです。
・肥育ホルモン剤不使用
・抗生物質不使用
・遺伝子組み替え飼料不使用
・国産
イオンのグリーンアイナチュラルシリーズの牛肉は国産ではありませんが、肥育ホルモン剤など不使用のお肉です。身近で価格も買いやすいのでおすすめです。
子供も喜ぶ!牛肉を柔らかくする方法
小さい子はまだ噛む力が弱いため、お肉を食べないということも多いですよね。
うちの子供も5歳くらいまではひき肉以外はあまり食べてくれませんでした。
タンパク質分解酵素が含まれる食材につけておくと、とても柔らかくなります。
・キウイ
・玉ねぎ
・パイナップル
・塩麹
※塩麹以外はすりおろしたものに漬けてください。味の邪魔になる場合は拭いてから調理しましょう。
まとめ
豚肉や鶏肉に比べて牛肉は少し高くなってしまうので、
ちょっと頻度が少なめになっていましたが、
成長期の子供もいるので、もう少し積極的に食べていこうと思います!
牛肉にはガーリックが相性抜群!相乗効果を狙いましょう。
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