虫歯や歯周病などでお口の中の状態が悪くなると、食事を楽しめなくなったり、痛みで辛い思いをしてしまいますね。
しかし、それ以上にこわいのは命に関わる病気になってしまう可能性もあるということ。
虫歯や歯周病は初期の段階ではなかなか気づかず、症状が出た時にはかなり進行しているので、日頃のケアがとても大切です。
今回は歯周病と虫歯になる原因と予防方法についてご紹介します。
歯周病・虫歯は感染症のひとつ
あまり知られていないかもしれませんが、
虫歯も歯周病も細菌感染によって引き起こされます。
ほとんどの人は口の中に歯周病菌と虫歯菌が存在していますが、普段は唾液や免疫機能により口の中を守ってくれています。
しかし、免疫力が低下していたり、口の中の清潔が保てていないと、虫歯菌や歯周病菌への抵抗力が弱まり、発症してしまうことがあります。
免疫力は虫歯にも関係していたんですね。
歯についている白いネバネバの正体
歯に白いネバネバしたものがついてて気持ち悪いよぉ
それはプラーク(歯垢)という細菌の塊ピヨ!
歯の表面を舌で触った時にザラザラしていたり、白いネバネバしたものがついていることはありませんか?
その正体は食べかすではなく、細菌の塊でプラーク(歯垢)です。
プラークの中に歯周病の元になる細菌などがたくさん生息しています。
そしてそのプラークが付着したまま時間が経過すると歯石という固まりになってしまいます。
これが原因で炎症を起こし、歯肉の溝にポケットのような空間を作り、細菌が骨を溶かし、最終的には歯が抜けてしまうなどのトラブルを引き起こします。
虫歯・歯周病の予防
虫歯の元となるミュータンス菌も、プラークもブクブクと口をゆすいだだけでは取れません。
やはり1番大切なのは毎日の丁寧な歯磨きです!
できるだけ毎食後に磨いて口の中を清潔に保ちましょう。
そして他の予防法はこちら↓
・定期的に歯医者さんでクリーニング
・フロス、歯間ブラシを使う
・タバコを吸わない
・免疫力を低下させない
睡眠不足や乱れた食生活、疲れやストレスなどの悪い生活習慣は免疫機能が低下します。
すると、虫歯や歯周病だけではなく様々な病気も引き起こしてしまう可能性が高くなってしまうので、免疫力を高く保つ生活を意識していきましょう。
虫歯や歯周病は自然治癒する?
虫歯も歯周病もそのまま放置していても、自然治癒することはありません。
少しでも異変を感じたら早めに歯医者さんへ行って診てもらいましょう。
異変がなくても3ヶ月に1回は定期検診に行って歯のクリーニングをしてもらうのがおすすめです。
歯も身体もどれだけ早期発見・早期治療できるかが大きなポイントになります。
磨き残しをチェックしましょう!
虫歯と歯周病を予防するには、歯磨きが1番重要ですが、
歯磨きをしたと思って安心していても磨き残しがあると意味がありません。
きちんと磨けているのかを自分でチェックしてみましょう!
歯磨き後、この液を綿棒に含ませて歯全体に塗ります。そして水で口の中をゆすいで鏡で歯を見ると、磨き残しの部分に色がつきます。
私や子供も時々やるんですが、丁寧に磨いたつもりでも磨き残している部分が必ずあります。自分がどこをきちんと磨けていないのか把握するためにもぜひ試してみてください。
子供と一緒にやると楽しみながら歯磨きの意識も高めてくれるのでおすすめです!
まとめ
歯医者さんには歯が痛くなったりしないと行かない。という人が多いと思いますが、定期的に通って歯周病や虫歯にならないように気をつけていきたいですね。
免疫力が落ちる40代から急に口の中のトラブルが増えるそうです。
歳をとっても自分の歯でご飯が食べられるように、そして病気にならないように、口の中の健康を保っていきましょう!
キレイな歯は笑顔をより素敵に見せてくれます。
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