日本に昔からある『ぬか漬け』ですが、私が初めて食べたのは数年前。
みなさんはぬか漬けにどんなイメージがありますか?
私は「くさそうだし、クセがありそう」というイメージでしたが、
食べてみたら全くそんなことはなく、とても美味しくて大好きになりました。
でもぬか漬けって自分で漬けないとなかなか食べるチャンスがないんですよね。
漬けよう漬けようと思っていても手間がかかりそうで、
なかなか漬けていませんでしたが、ぬか漬けの栄養を知り、
そのすごさがよくわかったので、ぬか漬けにチャレンジすることにしました。
ぬか漬けを始めたい方、こんな疑問はありませんか?
■この記事でわかること
・ぬか漬けって体に良いの?
・ぬか漬けにする野菜はどんなのが良いのかな?
・作り方が知りたい!
・毎日混ぜないとダメ?
こんな疑問を一緒に解決していきましょう!
糠漬けの栄養
糠漬けにすると糠の栄養成分が漬けている間に野菜に染み込んでいきます。
特にビタミンB1が約5〜10倍と大幅にアップ!
■ビタミンB1の働き
・皮膚や粘膜の健康維持
・糖質の代謝を助ける
・神経の働きを正常に保つ
他にもカリウム・ビタミンC・ビタミンEなどの栄養素も生で食べるよりもアップします。
そして体内での生存力が強い植物乳酸菌が豊富なので、免疫力を高めるのにとても効果的です。
アレルギー症状の軽減や便秘解消にも効果があります。
また、ポリフェノールの一種であるフェルラ酸も含まれていて、抗酸化作用も期待できます。
どのくらい食べて良いの?
ぬか漬けは塩分が多く含まれているので、食べる量に気をつけないと塩分の取りすぎになってしまいます。
塩分を取りすぎると血管や心臓に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈など様々な病気が引き起こされる可能性があります。
きゅうり一本のぬか漬けで塩分は約5g。
一日の塩分摂取量の目安は8gとされているので、
他にも料理を食べることを考えると、
食事の時に数切添えるくらいが適量となります。
糠漬けに適した野菜
・きゅうり
・なす
・大根
・人参
・セロリ
・ミョウガ
・ミニトマト
・ズッキーニ
・カブ
・キャベツ
変わりだねもご紹介します。
・切り干し大根(お茶パックに入れる)
・ゆで卵
・チーズ
・木綿豆腐(水切りして、キッチンペーパーに包んでから漬ける)
変わりだねはお酒に合いそうピヨ
簡単!糠床の作り方
■必要なもの
・ぬか床
・容器
ぬか床
本来のぬか床の作り方は、生のぬかを用意して、一度捨て野菜で漬けて・・・など少し面倒。
初めてのぬか漬けなら、届いたらただ漬けるだけのぬか床を買うのがオススメ。
保存袋に入っているので、容器がなくてもこのまま漬けることができます。
とにかく気軽に美味しいぬか漬けを始めたい人にオススメです。
100%国産の原料で自然の材料を一切の加工もなくそのまま使っている完全に無添加のぬか床です。
どちらもレビューがかなり良いですよ!
両方食べてみたいピヨ
容器
ぬか漬けといえば、壺で漬けてるイメージですが、
少人数で少しづつ食べるなら冷蔵庫で保管できるこちらの容器が人気です。
四角いと角が混ぜにくいので、それが気になる方やもっと多く漬けたい場合は同じく野田琺瑯のこちらも人気があります。
作り方
上記でご紹介したぬか床を使えば、
漬ける容器にぬか床を入れて、
そこに漬けたい食材を埋めれば完成。
食材や好みによって漬ける日数は変わってきますが、
きゅうりなら半日〜1日、大根なら2〜3日頃が丁度良さそうです。
食べる時は洗ってきちんと糠を落としてから食べてください。
洗い流しても栄養素はしっかり吸収されています。
ぬか床のお手入れ方法
まず保管場所ですが、夏は冷蔵庫、冬は玄関などの涼しいところがオススメです。
基本的には毎日手で底からかき混ぜましょう。
ずっと冷蔵庫で保管する場合は、2〜3日に1回でも大丈夫です。
乳酸菌は室温で活発に繁殖するので、冷蔵保存でも1週間に1回は室温に戻してよくかき混ぜましょう!
旅行などで家を空ける場合でも大丈夫です!
■3日程度
食材を全て取り出し、ぬか床を平にならし、容器の内側をペーパーで拭き取る。ピタッとラップで表面を覆い、蓋をしめて冷蔵庫で保存。
■1週間以上
食材を全て取り出し、容器ごと冷凍庫で保存。解答は冷蔵庫で自然解凍でOK。
冷蔵庫をうまく利用すれば、とても楽に管理できます。
カビ対策
ぬか床にカビがはえる原因は、
かき混ぜ不足・温度が高すぎる・水分が多い・塩分不足などが考えられます。
また、手洗い不足も原因となるので注意しましょう。
水分が出てきた場合は
・足し糠をする(その際は塩分も追加する)
・昆布や干し椎茸などの乾物を入れる
・ペーパーで吸い取る
などの対処法があります。乾物を入れると旨味も増すので良いですね!
手がピカピカに
ぬか漬けの副産物として、手がすべすべになったという声をよく聞きます。
私が小さいころに祖母が米糠の入った袋を顔とか体にクルクルしていて、一緒にやったことがありますが、しっとりすべすべになったのを思い出しました。
米ぬか美容法、気になるピヨ!
まとめ
ぬか漬けはやはり毎日混ぜるのが
大変そう、難しそうというイメージがあると思いますが、
昆布や唐辛子など自分好みの旨味成分を足してみたり、
水分や塩分を調整してみたりと、
『育てる』意識でやると楽しくできそうですね。
腸内の善玉菌を増やして免疫力アップしていきましょう!
きのこも体にとっても良いですよ♪
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