【お風呂】体温が上がると免疫力も上がる!

お風呂 免疫 アイキャッチ

みなさんは毎日ゆっくりお風呂に浸かっていますか?

はいるまではちょっと面倒でも、はいったら一日の疲れがフワ〜っと抜けていき、リラックスできて気持ち良いですよね。

特に寒い日のお風呂は最高です。

そんな当たり前のようにはいってるお風呂ですが、実は・・・

免疫力を効果的に上げることができる入浴法があるんです!

からださん
からださん

お風呂大好きだから嬉しいピヨ

ということで、今回はお風呂と免疫力の関係についてご紹介します。

■こんな人に読んで欲しい

・お風呂は面倒なのでシャワーばかりの人
・冷え性の人
・風邪をひきやすい人
・ヒートショックプロテイン入浴法が気になっている人

お風呂に入ると免疫力がアップ

■身体が冷えている時

全身の血流が悪くなり体温が低下。体温が1度下がると免疫力は約30%下がると言われています。

■身体を温めると

血液の巡りが良くなり、免疫細胞が活発になる。人間の体温が1℃上がると免疫力が約5倍にアップします。

つまり

体温上昇=免疫力アップ ということです。

入浴すると毛細血管が広がり、体の隅々まで血液が行き渡り新陳代謝が活発になります。すると体の深部まで温まり体温を高めることができます。

からださん
からださん

シャワーだけだと体の表面しか温まらないので入浴が大切ピヨ

毎日入浴すると、週0〜2回と比較して要介護リスクが28%減少するという研究結果が発表されています。

入浴によるリラックス効果で抑うつ・認知機能低下を予防。体温上昇に伴う抗炎症作用や細胞保護効果も関係しています。

  

ヒートショックプロテイン入浴法

バスタブ

ヒートショックプロテインとは?

ヒートショックプロテイン(以下HSP)とは、病気やストレスで細胞が損傷した時に、その細胞を修復する働きをもつタンパク質のこと。

HSPには免疫細胞の働きを強化したり疲労予防・回復の効果があります。

熱の刺激で体内で作られる量が増加するので、このような名前がついています。

 

どうやってHSPを増やすの?

HSPを手軽に増加する方法が入浴です。

HSPは熱ストレス(40〜42度)で増加するので、お風呂は絶好の場所になります。なお、シャワーでは体温を上げるのは難しいのでHSPは増加しません。

また、普通の入浴より消費エネルギーが多く、代謝を良くするのでダイエット効果も期待できます。

ヒートショックプロテイン入浴法

では、HSPを増加させる入浴方法をご紹介します。

■お湯の温度と時間の目安(全身浴)

42℃ → 入浴10分

41℃ → 入浴15分

40℃ → 入浴20分

■入浴後はすぐに着替えて15分保温する

※入浴前後に必ず水分補給をしてください

※HSP入浴法は高齢者や高血圧などの疾患がある方はやめましょう。

入浴でしっかり体温を上げ、お風呂から上がり着替えたらすぐに保温。これがHSP入浴法の基本です。

体温を37度以上に保つことで体内のHSPが増え、免疫力が高まります。
入浴後は冷たいドリンクを避け、常温や温かい飲み物にしましょう。

できれば靴下をはいたり、膝掛けを使うなどとにかく体温を高く保ってください

HSP入浴は普通の入浴より消費エネルギーが多く、代謝を良くするのでダイエット効果も期待できます。

HSP入浴法の頻度は?

HSPは入浴日から2日後をピークに増加します。

そして、3〜4日後にHSPは減少しはじめるので、その時にまたHSP入浴をするとその2日後にHSPが増加します。

この繰り返しでHSPが高い日々が継続できるので、HSP入浴法は週二回程度が効果的です。

からださん
からださん

普段は40℃のお風呂に全身浴で10〜15分の入浴がおすすめピヨ

入浴前後に必ず水分補給!

水

お風呂で汗をかくと、体内の水分が減少し血液の粘度が高まり血液はドロドロの状態になります。

汗をかいても必要な水分を失わないよう、入浴前後にコップ1杯ずつの水分をとることがとても大切です。

風邪の時お風呂は入って良いの?

風邪の時、お風呂に入って良いのか迷いますよね。

入浴により、体内温度が上がることで免疫力がアップし、お風呂の蒸気により症状が緩和されるので、風邪をひいていても入浴することはOKです!

しかし、38度以上の熱があったり、体調があまり良くないのであれば入浴は控えてゆっくり休みましょう。

半身浴と全身浴はどっちがいい?

浴槽にアヒル

ダイエット・デトックス効果があると人気がある半身浴。

しかし、実は半身浴では消費されるカロリーも、デトックス効果も残念ながらわずかしか期待できません。

現在は全身浴の方が健康的との見方が主流となっています。

お湯に浸かる面積が大きいため、温熱作用、水圧作用、浮力作用を大きく受け、特に温熱効果は半身浴よりも高く短時間で身体を温めることができます。

ただし、心臓病などの疾患がある方は半身浴が推奨されることがあるので、適切な入浴方法については主治医に相談するといいでしょう。

■短時間で体を温め、免疫力を高めるなら全身浴

■ゆっくりリラックス効果を求めるなら半身浴

 

入浴後の睡眠

入浴後も体の深部の体温は上昇し、その後1時間半ほどで体温はスーッと下がっていきます。この時に眠気を誘うので、このタイミングで布団に入ると寝つきがとても良くなります。

眠りはじめてから3時間の眠りがグッと深くなると免疫力を高める成長ホルモンが多く出ます。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

まとめ

ヒートショックプロテイン入浴法は、普段入浴時間が少なめの人には少し長く感じるかもしれませんが、数分いつもより長くはいるだけで免疫力が上がるなら、頑張れちゃいますね!

免疫力は上げるには続けることが必要なので、毎日の食事や入浴など既に習慣となっているもので、少しずつ取り入れていくのがおすすめです。

免疫力を上げたくて納豆がすきならぜひこちらもご覧ください。

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