お腹をてのひらで触ってみると、ひんやりと冷えていませんか?
もし冷たくなっていたら、内臓も冷えている可能性が高く、
血流が悪くなり、免疫力も低下しているかもしれません。
いつも手足が冷たかったり、
寒がりで体調を崩しやすい人は、
まずはお腹を温めてみてください。
お腹を冷やすのは絶対NGです!!
この記事ではお腹の温め方がわかるピヨ!
・お腹を温めるとなぜ免疫力が上がるの?
・お腹を温める方法は?
について丁寧にわかりやすくまとめています。
お腹を温めて免疫力を高め、元気いっぱいに過ごしましょう!
お腹を温めて免疫力アップ!
私たちの身体をウイルスや細菌から守ってくれる免疫細胞は
深部体温という臓器を含む体内の温度が、37℃前後で最も活発になります。
そしてその免疫細胞の約70%は腸に集まっています。
つまり、お腹が冷えると免疫力は下がってしまうんです。
夏は暑いから大丈夫と思われがちですが、
冷たい飲み物をガブガブ飲んだり、冷房で体が冷えすぎてしまったりすることもあります。
お腹周りだけは一年中できる限り温めておきましょう。
お腹を温めると免疫力が上がる以外にもたくさんメリットがあります!
・腸内環境の改善
・便秘や下痢の改善
・ダイエット効果
・血行がよくなりコリなどの体の痛みの緩和
・腎臓病の予防
・生理痛の緩和
最近では、腸内環境を整えるとアレルギー症状が改善される可能性についても注目されています。
私たちの身体にとって「お腹」の環境を整えることが、全身の健康につながるということを、意識して生活していきたいですね。
お腹が冷える原因とデメリット
お腹が冷えてしまう原因は色々あります。
・食習慣
・運動不足
・ストレス
・環境 など
⇨これらによる血行不良が主な原因
血行不良になると、自律神経のバランスが崩れてしまい、
睡眠不足や内臓の働きを悪くするなど、身体にとって悪ことばかり。
また、お腹を冷やすとお腹周りに脂肪がつきやすくなります。
お腹の脂肪が気になる方は、特に冷やさないように気をつけてくださいね!
お腹を温める方法
お腹を温めるのは色々な方法があります。
それがこちら。
・温かい飲み物を飲む
・運動する
・入浴をする
・体を温める食事
・腹巻をする
・湯たんぽで温める
・カイロで温める
それでは一つずつみていきましょう!
温かい飲み物を飲む
身体を温めるなら、日頃から冷たいものより温かいものを飲むようにしましょう。
しかし、温かい飲み物でも体を冷やすといわれているものもあります。
・コーヒー
・緑茶
・砂糖を入れた飲み物
温めてくれる飲み物はこちら
・ココア
・ほうじ茶
・紅茶
・プーアール茶
・黒豆茶
・生姜湯
からだを冷やすという飲み物でも、コーヒー・特に緑茶には身体に良い成分が豊富に含まれているので、全く飲んではいけないというわけではありません。
からだが冷えている時には多く飲まないようにするなど、少しだけ意識していくことの積み重ねが大切です。
運動する
筋肉の重要な役割の一つに、熱を作るという働きがあります。
筋肉が増えると体温が上がり、基礎代謝もアップ。血流も良くなるため、栄養素が全身に届き免疫力も上がります。
女性は筋肉量が少ないので冷えやすいので、運動や筋トレで筋肉をつけて熱を作り出せる体にしていきましょう。
運動をあまりしていなかった人は、ストレッチやヨガ、ウォーキングなどから気軽にはじめてみてください。
入浴
体の芯から温めるには入浴が効果的です。
シャワーだけだと体の表面しか温まらず、冷めるのも早いです。
入浴中にお腹を軽くさすってマッサージするとよりお腹が温まる効果がアップします。
また、ヒートショックプロテイン入浴法というのはご存知でしょうか?
入浴でしっかり体を温めて、その後も保温するという入浴法です。
詳しくはこちらをご覧ください。
実際に試してみましたが、入浴後も保温することによりずっとポカポカしていました。
食事
飲み物と同じく、食材にも体を温めるものと冷やすものがあります。
まずは体を冷やす食材の特徴はこちら
・夏が旬
・温かい南国で育つ
・地上で育つ
・水分が多い
例⇨ なす・きゅうり・トマト・レタス・スイカ・パイナップル
次に温める食材の特徴はこちらです
・冬が旬
・寒い地域で育つ
・地中で育つ
・発酵食品
例⇨ 生姜・人参・かぼちゃ・ごぼう・玄米・納豆・キムチ
スパイスも体を温めるのに効果的で、スパイスたっぷりのカレーは体がポカポカになりますね!
(ただし辛すぎるものは汗をかいて体を冷やします)
スパイスでおすすめなのは、シナモンとヒハツです。
ヒハツはピリッとしたスパイスで胡椒のように使えます。
血行促進に効果的で身体にとても良いのでおすすめです。
実際に私も使っていますが、料理の邪魔をしないので使いやすいです。
腹巻
腹巻というとどうしてもおじいちゃんが使っているイメージがありますが、今は女性でも抵抗なく使える腹巻がたくさん出ています。
腹巻をすると、腸や子宮などの内臓が集まるお腹を温めることができるので、深部体温を上げる効果が期待できます。
一日中つけることに抵抗がある場合は、体温が下がる就寝中のみつけるだけでもOK。
締め付けが強いものを選ぶと血行が悪くなるので、伸縮性に優れていて吸水・保温力があるものを選びましょう。
湯たんぽ
自宅にいる時にゆったりお腹を温めるには、湯たんぽがおすすめ!
お湯を入れて使う昔ながらのものも良いのですが、お湯を用意したり中身を捨てたりとちょっと面倒ですよね。
充電式や電子レンジで温めるものなら、手軽に使えます。
低温やけどだけ注意してくださいね!
カイロ
外出中に冷えてしまったときに使えるのがカイロです。
全身を温めたいならお腹か腰に貼るカイロをつけると良いですよ。
こちらも低温やけどに気をつけて使用しましょう。
まとめ
お腹を温める方法をいくつかご紹介しましたが、生活スタイルに合うものはありましたか?
どれも日常生活で少し意識するだけで簡単にできるものが多いので、ぜひ皆さんもお腹を温めて、免疫力を高めてください。
免疫力について詳しく知るのにおすすめな漫画はこちらの記事を参考にしてみてください。
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